Teamsで特定のキーワードを検知し、アラートメールを送信する
公開日: 2025-08-30|カテゴリ: 通知ワークフロー|難易度: 初級
解決できる課題
大量のチャットが飛び交うTeamsで、本当に重要な連絡を見落としていませんか? ・「緊急」や「至急」といった重要なメッセージが他のチャットに埋もれてしまい、気づくのが遅れる ・報告用のチャネルを常にチェックするのが負担 ・担当者への連絡が遅れ、迅速な対応ができない このレシピは、そんな課題を解決します。 Teamsの特定チャネルに、あらかじめ決めておいたキーワード(例:「緊急」「要確認」)を含むメッセージが投稿されたら、Power Automateがそれを検知し、担当者へアラートメールを自動送信します。 これにより、Teamsを開いていなくても、重要な連絡を即座に、そして確実に把握でき、迅速な対応が可能になります。
完成イメージ

必要なもの
Teams コネクタ
Outlook コネクタ
作り方
特定のチャネルに、あるキーワードを含んだメッセージが投稿されると、関係者へ自動でメール送信します。
※フローの基本的な構成は「Teamsで特定のチャネルに投稿があったら通知する」と同じです
- 1. トリガー「チャネルに新しいメッセージが追加されたとき」を設定
キーワードの検知対象となる[チーム]と[チャネル]は、正しく設定します。

- 2. 条件を設定
検知するキーワードを設定します(例えば、「メッセージ件名」に「緊急」を「含む」など)。
条件内の処理はTrueのみで、Falseは不要です。

- 3. アクション「メールの送信」を設定
[宛先]は、アラートメールの送信先です(「詳細パラメーター」でCcやBccも追加可)。
[件名]には、アラートであることを明記します。
[本文]には、Teams投稿から得られる「メッセージ件名」などの動的コンテンツを指定します。

報告チャネルへ緊急のメッセージが投稿されます。

Outlookには、下図のようなアラートメールが受信されます。
