毎日決まった時間に天気予報をTeamsに投稿する
解決できる課題
毎日の出勤や外出準備で、天気予報をチェックするのに以下のような手間や課題を感じていませんか? ・毎朝、天気予報サイトやアプリを手動で開いて確認している ・チーム全体で、その日の天候や気温を一斉に把握し、服装や持ち物(傘など)の準備を促したい ・特定の地域のピンポイントな天気情報を、決まった時間に確実に受け取りたい このレシピを使えば、天気を確認する手間がなくなり、必要なタイミングでその日の天候を把握し、快適な一日を始めることができます。
完成イメージ

必要なもの
天気 コネクタTeams コネクタ
作り方
Power AutomateはMicrosoftのサービス連携に限らず、天気の情報も取得できます。
これは、MSN天気が情報元になっています。
※MSNはThe Microsoft Networkの略で、マイクロソフトが運営するポータルサイト
- 1. トリガー「Recurrence」を設定
天気の取得は定期実行にするため、スケジュール済みのトリガーを設定します。
24時間を6時間ずつ取得するため、[間隔]と[頻度]を「6時間」にします。

- 2. アクション「現在の天気を取得する」を設定
[Location]は、地名を入力します。
※日本語入力でも良いです
[Units]は測定単位で、「Metric」を設定します。
※Metricはメートル、Imperialはインチ

- 3. アクション「チャットまたはチャネルでメッセージを投稿する」を設定
[Post as]は投稿者、[Post in]は投稿先を設定します。
このレシピではチャネルにしているので、[Team]と[Channel]を設定します。
[Message]には、天気から取得できる様々な動的コンテンツを使用できます。
例えば、「Location」で取得する場所、「Conditions」で天気(晴れ、雨など)。
その他に温度や湿度、風向き、気圧、紫外線なども取得できます。
※詳細は公式リファレンスを参照

下図は、実際に取得した天気情報をTeamsに投稿したものです。
項目によっては英語が混じり、言語の統一がされていませんが、十分な情報が取得できています。
※英語→日本語にする場合、コントローラコネクタのスイッチを使う方法があります
なお、 Power Automateでは式でswitchが使えない(下記のような記述) ので注意してください
switch( outputs('現在の天気を取得する')?['body/responses/weather/current/cap'], 'Cloudy', '曇り', 'Sunny', '晴れ', 'Rain', '雨', 'Snow', '雪', 'Partly Cloudy', 'くもり時々晴れ', outputs('現在の天気を取得する')?['body/responses/weather/current/cap'] )
