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SharePointのファイルを定期的にバックアップする

公開日: 2025-12-29|カテゴリ: ファイル・データ管理|難易度: 初級

解決できる課題

SharePointのファイルをバックアップする時、手作業やバッチファイルを使っていませんか? ・バックアップを手作業でしているため、し忘れが発生する ・バッチファイルのコマンドを記述するのが面倒くさい ・手作業でのバックアップは、常に最新の状態を保つのが難しい SharePointドキュメント配下にあるファイルはPower Automateを使えば、自動で定期バックアップが可能です。

完成イメージ

Flowchart for SharePointのファイルを定期的にバックアップする

必要なもの

  • SharePoint iconSharePoint コネクタ

作り方

複数人でのファイル管理は、共有サーバーからSharePointに移行している企業も多いです。
共有サーバーであれば、バッチファイルを用意したり、サーバーの標準機能でバックアップも簡単にできました。
SharePointの場合、Web上での管理になるため、これまでの方法ではうまくいかないケースがあります。
最適な手段は、Power Automateを使うことです。
 ※OneDriveの定期バックアップもPower Automateで実現可能です。

 

  • 1. トリガー「スケジュール済みクラウドフロー」を設定

定期バックアップのため、フローの実行をスケジューリングします。
設定は任意で、[間隔]と[頻度]から日次、週次、月次などを設定します。
 ※[タイムゾーン]は必ず日本時間にします 日次、週次、月次を設定

 

  • 2. アクション「ファイル メタデータの取得」を設定

バックアップするファイル名とファイル識別子を取得します。
後工程のファイル作成アクションでファイル名を設定する際、手入力をしても良いですが、取得できる値は再利用します。
バックアップするファイルの名前を取得

 

  • 3. アクション「ファイル コンテンツの取得」を設定

ファイルの中身を取得します。
[サイトのアドレス]は対象のSharePointサイトを指定し、[ファイル識別子]はステップ2で取得した値を設定します。
これにより、手作業による誤入力を防ぎます。
ファイル識別子を使ってファイルを特定

 

  • 4. アクション「ファイルの作成」を設定

[サイトのアドレス]と[フォルダーのパス]は、バックアップ先を設定します。
[ファイルコンテンツ]は、ステップ3の取得値です。
[ファイル名]は、元ファイルの名称にバックアップ日時を追加し、定期的なバックアップファイルであることを明記します。
ステップ2の取得値からファイル名を使用すると、拡張子がそのまま入ってしまうため、式で調整します。
replace関数を使い、拡張子を取り除きます。
 ※replace(outputs('ファイル_メタデータの取得')?['body/Name'], '.xlsx', '')
日時はformateDateTime関数を使い、表現します。
 ※formatDateTime(addHours(utcNow(), 9), 'yyyyMMddHHmmss')
  utcNow関数で現在日時を取得し、9時間を加算して日本時間にします
  yyyyMMddHHmmssは、年月日時分秒です
バックアップするファイル名を工夫する

 

  • 5. 動作確認

対象は下図のExcelファイルです。
Excelファイルをバックアップ

 

元のファイル名にあった「test」を先頭にしてハイフンでつなぎ、年月日時分秒で重複を避けています。
同じ日に実行しても、分秒が異なれば、重複は避けられます。
年月日時分秒で重複を避ける

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